こんにちは。
兼業トレーダーのひろとっちゃです。
みなさんはトレードするときの注文方法で、何をメインに使用していますか?
FXにおける注文方法は数多くあり、それぞれに使い方次第ではトレードを非常に有利に行うことができます。
その中で、今回は指値注文について考えてみます。
この指値注文(その考え方)は、値動きの激しいNY時間(またはロンドン時間)で戦う上でとても有効だと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
指値注文のメリット
まず最初に、指値注文のメリットについて整理してみます。
ただし、今回はあくまでデイトレードに焦点を当てて考えていきますので、「チャートを見ていない時(仕事や寝ている間)にも発注できる」ということはメリットとして挙げないこととします。
私、いつも成行注文だからなぁ。
指値注文ってあんまり使わないんだけど・・・
確かにデイトレードでは成行注文が多いですよね。
ですが、武器が1つでも多くあるのは有利ですので一緒に考えてみましょう!
指値注文のメリット①
まず指値注文のメリットとして考えられることは、エントリーが引き付けられるということがあります。
トレードは常に機械損失(エントリーできなかったら嫌だ!の気持ち)との戦いなので、自然とエントリーが早くなり、リスクリワードが悪くなってしまいがちです。
結果、本来エントリーしたかった場所でナンピン!なんてことは多くの方が経験があるのではないでしょうか。
あ、これ私の得意なやつだw
エントリーを少しでも引き付けられた有利だよね!
そこで、エントリーの場所を事前に決めて発注(指値注文)しておけば、約定すればその心配はなくなります。
損小利大とはよく言いますが、まさにそれが可能になる注文方法と言えますね。
指値注文のメリット②
続いてのメリットですが、無駄なトレードが減ることによって負けが少なくなります。
これも上記のメリットと少し重複しますが、自分が納得するポイントまでエントリーしないので、機会損失の恐怖に負けたトレードをすることがなくなります。
結果、欲に負けた余計なトレードが減るので、勝率・リスクリワード共に改善されやすくなります。
負けるわけじゃないから無理にトレードしなくてもいい!という心理状態になると、自然と勝てるようになる人も多いのではないかと思います。
指値注文のメリット③
では次のメリットですが、指値ポイントまで待つだけのでエントリーが楽になります。
デイトレードというと、エントリーポイントを逃すまい!とマウス片手にずっとチャートに張り付いて監視するイメージがありますが、これでは精神的にかなり擦り減りますよね。
確かに、デイトレードはエントリータイミングで勝敗が決まると言っても過言ではないですが、血眼になってまでトレードしていては集中力も落ちて全体も見えず、心身ともに健全ではありません。
これで結果が良くはなりませんよね。
分かる!
目先の値動きばっかり追いかけて、疲れたのに結果負けた時とか何やってんだろうって思う・・・
FXはチャートに張り付けば勝てるわけではありませんからね。
この点、指値注文であればエントリーに関してはそこまでチャートに張り付く必要もなく、約定するか否かを見ていれば良いので非常に楽な心理状態になります。
以上が大まかな指値注文のメリットかと思います。
では、次にデメリットについても考えてみましょう。
指値注文のデメリット
当然ですが、メリットがあればデメリットもあります。
ここでは、指値注文のデメリットについて考えてみたいと思います。
指値注文のデメリット①
まず1番最初に考えられるデメリットとしては、もう一歩でエントリーチャンスを逃してしまう時があるということです。
もちろんエントリーを引き付けることは素晴らしいことです。
ですが、指値まであとほんの少し!のところで約定せず、そのまま思惑方向へレートが動いてしまったときは悔しい気持ちになりますよね。
そうだよね。
あと1pipsで約定したのに!ってときは、さすが嫌かも・・・
これは納得できる機会損失であれば問題ないのですが、後悔の念が残ると次回以降のトレードにも悪影響を及ぼしかねません。
また、「感覚的に」過去の経験から「これはいける」と思ったときでも指値までエントリーが出来ないので、臨機応変さで考えるとデメリットになると言えます。
こういうときは成行注文の方が良いと考えるのが普通ですが、それでも当然勝率は100%ではないので、それぞれのリスクをよく考える必要がありますね。
指値注文のデメリット②
次に考えられるデメリットとしては、状況の変化に対応するのが難しいという点です。
指値注文をしてもチャートはどんどん動いていきますので、それに合わせて適切な指値位置へ変更する必要があります。
これには慣れも必要ですが、最初のエントリーポイントに固執しすぎるのも良くありません。
時間が経つにつれ、より好条件のエントリーポイントが現れた場合はシンプルに指値注文を変更した方が良いと思います。
以上が指値注文のデメリットかなと思います。
どんな注文方法にも(もちろん手法やルールにも)メリットとデメリットがあるので、両面をよく考えて自分に合ったものを選択していく必要があります。
まぁそうだよね。
でも、指値注文を具体的にどうやって使ったらいいか教えてよ!
そうですよね。
ではNY時間に着目して、「その時間ならではの特性」を利用した指値注文の使い方を書いてみます。
指値注文のコツ
これまで指値注文について整理してきました。
ここからはその使い方(指値注文をおく場所)について書いてみます。
まず、大前提として非常に重要なことですが、NY時間では「大衆トレーダーのストップを付けにくることが多い」がキーワードになります。
所謂、ビッグプレーヤーと呼ばれるマーケットを動かす人たちによるストップ狩りです。
それはよく聞くよね。
それで、どういうこと?
つまり、大衆トレーダーの損切注文が密集している=教科書的に意識されるラインということなので、そこに向けてチャートが動くケースが多々あるということです。
そして損切を狩った後(ポジションを清算した後)、逆方向に大きく伸びていく傾向があります。
んー?
だから何なの?
要するに、損切ポイント=エントリーポイント=指値ポイントとなります。
特にNY時間で指値注文するときは、教科書的な損切ポイントに指すと非常に有効です。
ここで言う「教科書的な損切ポイント」とは、下記のようなポイントです。
- トレンド相場 ⇒ ダウ理論のラス押し、ラス戻り
- レンジ相場 ⇒ 当日(もしくは直近)の高安値
これは自分がいまポジションを持っていたら「教科書的に=理屈的に」損切する場所で、短期的な値動きに対して逆張りするということになります。
あくまデイトレードレベルでの話ですが、トレンド相場ならトレンドの定義が崩れるポイント、レンジ相場ならブレイクアウトのポイントで指値注文を出しておくと、ヒゲを残してピンポイントでエントリーできるケースが多々あります。
なるほど、逆の思考ってことか!
意識してみよっと!
当然、そこをターニングポイントとしてチャートが転換したりブレイクすることもあるので、見極め・検証は必須です。
ですが、こういった意識で指値注文を使うと(もしくはその意識を持つと)NY時間で戦いやすくなると思います。
教科書的な基礎は当然必要ですが、デイトレードは騙し合いの世界なので、少し意識してみると良いかと思います。
まとめ
- 指値注文にはメリット、デメリットがそれぞれあるので、両面をよく考えて自分に合った選択をする。
- NY時間の指値注文ポイントは、教科書的な損切場所におくこと。
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