こんにちは。
兼業トレーダーのひろとっちゃです。
兼業トレーダーの皆さんの中には、限られた時間の中でどういうスタイルでトレードするのが良いのか悩んでいる方も大勢いるのではないかと思います。
具体的に、デイトレ・スキャルピング・スイング(またはポジション)トレードのどれが良いのか、人それぞれに得意/不得意があったり、合う/合わない、好き/嫌いがあるのは事実です。
トレードスタイルの種類と特徴
まず最初に、FXのトレードスタイルとしては、大きく分類すると以下のようになるかと思います。
これらは、ポジションの保有時間によって呼ばれ方が違っています。
- スキャルピング ⇒ 1日に数回~数十回以上
- デイトレード ⇒ 1日に1回~数回(翌日に持ち越さない)
- スイングトレード ⇒ 1カ月に1回~数回(持越しあり)
- ポジショントレード ⇒ 保有時間は数カ月以上(年単位も)
これらのスタイルはトレードできる環境や性格、投資資金によって、人により適正なものが決まっていると思います。
私はデイトレードってことだな!
FXで人気と言えば、やはりデイトレードやスキャルピングといった短期トレードですよね。
短期トレードの醍醐味は、少額から短期間で資金を増やせることにあります。
FXを始める方の殆どは「少額⇒大きく勝つ」という目標を持ってマーケットに挑むと思いますので、必然的に短期トレードが人気になります(当然、時間的制約もありますね)。
この記事では、もう少しざっくり分類したいので、以下の2種類で分類することとします。
- デイトレード(1日で完結、スキャルも含む)
- スイングトレード(1日以上で保有)
それで、どっちの方が良いの?
いきなり結論から言ってしまうと、兼業トレーダーにオススメなのは『まずはデイトレード』だと考えています。
この理由について、今から説明していきたいと思います。
スイングトレードのリスク
では、まずは長期保有に対するリスクから整理してみます。
なお、ここで言う長期保有とは数カ月保有するポジショントレードは極端ですので、4時間足や1時間足をメインにするスイングトレード(数日から長くても2週間程度)として説明していきます。
常時監視できない
これはまず第一に考えられるリスクではないでしょうか。
常にチャートを監視できなければ、急な為替変動(寝ている間や仕事中)に対する不安でストレスを感じますよね。
仕事中にポジション持ってたら、気になって集中できないよ!
そうですよね。
損切やリミットを入れておけば大損にはなりませんが、あまり良い気はしないと思います。
また、4時間足や1時間足だとエントリーのチャンスを逃してしまうことも多々あるかと思います。
これも、指値を使えばなんとか対応はできるかもしれませんが、成行でエントリーしたい時も往々にしてありますよね。
そもそもチャンス自体が少ない
これも容易に想像できるかと思いますが、長期足になればなるほどエントリーのチャンス(優位性のあるポイントに遭遇する頻度)は減ります。
先ほど書いたように、ただでさえ見ていない間にチャンスを逃すかもしれないのに、さらに次のチャンスがいつ来るか不明なので相当なストレスになると考えられます。
これに対して、監視通貨を増やすのってどうなのかなぁ。
その対策はありますよね。
ですが、監視通貨を増やすことで狼狽の原因にもなってしまいます。
ポジションを保有している通貨の損益だけでなく、他通貨の状況が気になってしまいトレードルールを破ってしまった!なんて経験は、多くの方が身に覚えがあるのではないでしょうか。
当然、私もその一人です・・・
時間効率が悪い
これは、資金が少ない人には苦痛かなと思います。
せっかく長期保有してもそこまで資金自体が増えないので、稼げている感じがしないのですね。
フルレバレッジのスイングという話は論外として、何か達成感というか満足感というのが足りなくなるのではないでしょうか。
んー、軍資金3万円とかで2週間で数千円とかだとなぁ・・・
その場合、仮に3千円の利益だと資金の10%なのですごい結果ですが、心のどこかで不満が残るかもしれませんね。
これは投資全般に言えますが、投資した時間に対するリターン(絶対値)が低いということは決してメリットとは言えません。
デイトレードのメリット
一方で、ここではデイトレードのメリットについて書いてみます。
これは『スイングトレードのデメリットの逆』という考え方ができますが、簡単に以下に整理してみます。
- 常時監視できない ⇒ これは全く逆ですね。デイトレードなら、持越しや仕事中の不安はありません。
見てればエントリーチャンスを逃すことも減るね!
- そもそもチャンス自体が少ない ⇒ 当然、毎日違うチャートが形成されるのでチャンスは多くなります。結果、機会損失がそこまで辛くないので「無理やりルール違反をして」トレードする必要がありません。
少数通貨だと分析がしっかりできますし、サンプルが豊富なので過去検証も充実しますね。
- 時間効率が悪い ⇒ 投資に使う時間の割に大きなリターンが狙えます。また、FXの最大のメリットである複利効果(レバレッジの利用)も十分に活用できるので、短期間で少額資金を大きくすることも可能です。
やっぱり、私みたいにお金がない人はデイトレの方が良いって感じなのね。
このように、時間に限りがある兼業トレーダーにとってデイトレードは有利に働く要素が大きいです。
ですが、トレードスタイルの選択については自分の性格なども含めて、様々な要因が絡んできます。
この理由について、もう少し深堀してご説明していきたいと思います。
デイトレードがおすすめの理由
先ほどで定義した2種類のトレードスタイルのうち、兼業トレーダーの方におすすめするのは『まずはデイトレード』だと思っています。
さっきの話は理解したけど・・・
でも時間がないんだから、やっぱりスイングの方が良くない?
確かにそのようにも考えられるのですが、これは元手と目標金額(それを達成するまでの期間)で決まります。
性格にもよりますが、そもそもFXというビジネスをどのようなビジョン(資産計画)で考えているかが問題になります。
元手が十分にあり、それに対して『まさに投資的感覚』でFXをやるのならスイングトレードで問題ないと思います(つまり十数年先のビジョンを持つ)。
金額はともかく、利率益がこんなイメージということです。
※当然、デイトレードに近いスイングをやっていればもっと利率を上げることはできますが、今回は極端な例でご説明していますのでご理解ください。
普通の兼業トレーダーの方は、多くの元手を用意するのは難しいですよね。
おそらく、数万円から始める人が大半だと思います。
私なんて、頑張っても3万円しか準備できない!
そういう方も多いと思います。
ですが極端に言うと、3万円しかないのに年間10%で満足?ということになります。
兼業トレーダーに『まずはデイトレード』をおすすめするのは、このような理由です。
投資的ではなくて、投機的なビジネスってことね!
その通りです。
投機とは決してギャンブルではなく、立派なビジネスです。
デイトレードならレバレッジを利用して3万円からでも十分に、そして短期間で資産を増やしていけます。
もちろん、もっと少額からでも可能です。(ただし、当然ですがスキルが無いと増やすことはできません・・・)
FXの魅力は、このように少額から短期間でお金を増やすことにあると考えています。
ちなみに、もっと資金効率を上げたかったらスキャルピングの方が良くないか?と思われる方も当然います。
ですが、スキャルピングは本当にセンスと技術が必要でとても難しい分野です。
なので、やはりまずは(スキャルピングではない)デイトレードをおすすめします。
デイトレードで資金が増えてきたら、スイングトレードで運用したり一部をスキャルピングに回すことを考えていけば良いと思います。
※逆に、そういった判断力に自信のある方は挑戦してみる価値はあると思います。
トレードスタイルは誰が何と言おうと自分に合ってるか否かが重要なので、自分と正面から向かい合って決めるようにしてください。
まとめ
- 時間がなく資金が少ない兼業トレーダーは、スイングトレードよりデイトレードの方が適している。
- まずはデイトレードで資金を増やし、長期トレードに転換(もしくは併用)するのは有効。
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