みなさん、こんにちは。
今回はトレードの基本である『ダウ理論』について考えてみます。トレンドの定義として有名なダウ理論ですが、みなさんはチャートを見るときにしっかりと意識しているでしょうか。
ダウ理論は世界中の人が意識しているものであり、マーケットの基礎と言える理論だと思います。特に相場の重要なポイントでは、トレードの判断に利用されることが多いです。
★兼業トレーダーが勝つには、少し『独特な思考』が必要だと私は考えていますが、多くの人は『勘違い』をしています。
※微力ですが、トレード履歴も公開しています。
兼業で本気で勝ちたい方、悩んでいる方は是非、後で読んでみてください。
ダウ理論の最重要ポイント
まず、『ダウ理論』で検索すればいくつかの理論が出てくると思いますが、ここでは最も大事だと思うポイントに注目してみます。
※興味ある方は、調べればすぐに出てきます。

調べたけど・・・
色々書いてあって、よく分かんない!



では、これだけは覚えてください。
※これが、私が思う最重要ポイントです。



あ、これも書いてあったな・・・



ダウ理論では、トレンドとは高値・安値の更新と定義されていますが、これが否定された時(=転換シグナル発生の時)にトレンドが終わるということです。
トレンドの定義は以下の通りです。
簡単にいうと、値動き(波)がN字か逆N字かです。
- 上昇トレンド⇒高値、安値が共に切り上がる(N字)
- 下降トレンド⇒高値、安値が共に切り下がる(逆N字)



この法則が崩れると、トレンドが終わるって判断するのね!



そうです。
ただし、相場が反転するわけではないので、注意してください。



あー。
レンジもあるってことか。



当然、だましの動きにも注意が必要ですよ。
※ダウ理論はあくまで理論なので、必ずそうなることはありません。そうなる確率が高いということです。ダウ理論で素直に分析した結果、見事に『だまし』にあうことは多いので注意が必要です。
つまり・・・
- 転換シグナルが出ない⇒トレンド継続と判断⇒トレンドフォロー
- 転換シグナルを確認 ⇒反転orレンジと判断⇒逆張りを意識
このように、転換ポイントに注目することで、トレードの大まかな戦略を立てることができます。
ダウ理論を利用したトレード例
ここでは、トレンドフォローではなく、相場の反転を狙ったトレード例について考えてみます。
※ダウ理論を基にしたトレードは、当然トレンドフォローにも利用できます。



まず転換シグナルを探すのね!



その通りです。
下のチャートで説明します。



この場合、高値と安値が共に切り上がり(N字)上昇トレンドが継続していますが、赤丸のポイントで安値の切り上がりが否定されていますね。



この時点で、上昇トレンドが終わりって判断するのね!



そうです。
しかし、この赤丸のポイントで売るのはギャンブルに近いです。



高値、安値が共に切り下がる(逆N字)ポイントってことか!
トレードでは、このようなチャートの節目での反応を分析することが重要となります。
まとめ
- ダウ理論の最重要ポイントは、『トレンドは明確な反転シグナルが出るまで継続する』というもの
- チャートの節目での反応(売り買いの攻防)をよく分析し、勝った方に付いていくのがトレードのセオリー
冒頭でも書きましたが・・・
★兼業トレーダーが勝つには、少し独特な考え方が必要です。
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