こんにちは、ひろとっちゃです。
今回は、負けトレードの直後に反対方向に売買する『ドテン』について考えてみたいと思います。
まず大前提として、トレードにおいて損切が重要であることは知っていると思いますが、みなさんは損切後のトレードについてはどのように考えているでしょうか?
いま書いたようにドテンをするか、そこでその日のトレードは止めるか、再びチャンスが来ればトレードするか等、色々な選択肢があると思いますがいかがでしょうか。
このドテンには当然メリット・デメリットがありますが、やり方を間違えると大損に繋がる可能性が高いので、非常にシビアに扱う必要があります。
往復ビンタの危険性
まず、ドテンをする状況というのは損切の後ですよね。
つまり、多くの人は頭が熱くなっていて、判断力が通常よりも鈍くなっていると思われます。
特に、ヒゲで狩られた時のように理不尽に負けたりすると、余計にイライラしますよね・・・。
なんだ、そっちに伸びるの!?
なら急いで損切して値動きに付いていかなきゃ!
このように、負けをすぐ取り返そうとして目先の動きに惑わされてしまいます。
当然、その選択が最初からの想定内(戦略通り)で、結果として正しい場合も多々あります。
ですのでドテンと含めて1セットでトレードを構築するという考えは、悪くないと思います。
ですが、今回は悪い例について書いていこうと思います・・・。
あっ!また逆なの!?
損切しないと・・・もーイライラする。
このように、何度も相場が自分のトレード方向と逆に動いて損切になるのを『往復ビンタ』と呼びます。
これはかなり辛いですね。
全て自分の逆に動くような感覚(誰かに監視されてるような感覚)になり、もう精神が崩壊していきますよね。
こうなるともう手遅れで、気付いたときには大損しています。
自分のルールや相場の優位性といった考えはどこかに消えていってしまい、『早く取り返したい』の思いだけで行動してしまいます。
ドテンはナンピンと同じように、一連のトレードの中で大損してしまうリスクがあるわけですね。
ドテンはもちろん有効な手段ですが、軽い気持ちで焦ってエントリーすると後悔するケースが多いので、慎重にトレードを組み立てる必要があります。
ドテンを正しく利用するには明確なルールが必要ですので、それについても次で解説していこうと思います。
ドテンのやり方と注意事項
ここまでドテン(往復ビンタ)の危険性について書いてきましたが、ドテンは有効に使えばとても魅力的な手法(戦略)だとも思います。
危険なだけじゃないんだね!
うまく使えるようになりたい!
では、まず最低条件として以下の3点を明確に決めてルール化してみてください。
- ドテンする時のロット
- そのときの損切幅(損切額)
- ドテンして更に負けた場合の対応(ドテンしてもいい回数)
これら3点を決めることは、いわば往復ビンタをくらったときの許容損失額を決めるに等しいです。
これを決めて守らないと、負けることで熱くなって取り返しのつかない大損をしてしまう可能性が上がってしまいます。
熱くなり、すぐに取り返そうとハイロットで連射する・・・これはもうメンタル崩壊ですよね。
ドテンをする場合、往復ビンタのリスクは不可避なので、そうなった場合の対応を明確にルール化しておく必要があるということです。
怒りのスイッチが入ったら、もうダメってことね・・・
しっかりとルールを決めないと!
それは絶対に避けるべきです。
なので、ドテンは(できれば)1回までとした方が良いと思います(これは精神的にもです)。
うん、参考にしてみる!
それで、どういう時にドテンしてもいいの?
少なくとも、相場の方向がはっきりと決まる『根拠』が必要だと思います。
例えば重要な節目(ダウ理論の転換点や目立つサポレジ)を超えたから、のようなものです。
どこのポイントでチャートがどう動いたらドテンするのか、具体的にトレード戦略を考えておくのは大事(というか必須)だと思います。
その日の1回目のトレードから、ドテンの戦略も想定しておく必要があります。
繰り返しますが、ドテンには大きなリスクが伴います。
ルールを守れない方は、ドテンにより大損する非常に可能性が高いので、控えた方が無難だと思います(おすすめはできません)。
まとめ
- ドテンは有効な手段ではあるが、正しいやり方(明確なルールと具体的な戦略)がないと危険
- 往復ビンタで怒りのスイッチが入ると完全アウト
- ルールを守れなければ大損に繋がるリスクがあるので、おすすめはしない
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