こんにちは。
兼業トレーダーのひろとっちゃです。
今回は、FXにおいて2種類しかない注文方向について、考えてみたいと思います。
いきなりですが、みなさんはロング(買い)とショート(売り)、どっちが得意でしょうか?
FXはシンプルに買うか売るかだけですが、それぞれで値動きの癖は違いますよね。単純に、鏡のようなチャート形状では無いということです。
また、一般的にショートのみの方が有利だとか難しいとか言われていますが、それはどうなのでしょうか。
ロングとショートの特徴の違い
まず、単刀直入にどっちが有利かと言うと、答えは『どっちでも良い』です。良いというのは、勝ちやすいといった定義でOKです。
ただし、ロングとショートではそれぞれに値動きの特徴があるので、まずはその違いを理解しておく必要があります。
ただ、チャートを逆にしただけでしょ?
いいえ。
実は、値動きの癖は全然違います。
※それぞれの呼び方の語源として、『ロング=長い、ショート=短い』というのは、価格が動く期間の例えという考え方もあります。
確かに、上昇はゆっくりなのに、落ちる時は一気に落ちる気がする・・・
ショートの場合は相場が恐怖を感じている時なので、動くのが早い(利確・損切が早い)という考え方もできます。
ロングは希望、ショートは絶望のように例えると、分かりやすいかと思います。
下のチャートを見てください。
上昇の期間が長いのに対して、下落はかなりスピーディです。
あー、これよく見るやつだ・・・
このように、ロング相場⇒急落というケースはよくありますね。
実際には、長く買われた相場は決済で一気に売られるため、勢いよく下落するという大衆心理も影響しています。
また、当然ではありますが逆のパターン(下落⇒急騰)もあります。
ただし、ショートの全てが早くなるわけではないので、注意してください。
ショートだからと言って、根拠なく飛び乗るだけでは勝ち続けることはできません。
ショートは難しい?
一般的には、ロングよりショートの方が難しく、ショートは上級者向きと言われることがあります。
なんでなの?
それは、やはり値動きの癖(下落の仕組み)が影響しています。
戻りを待ってて、そのまま落ちてしまった・・・なんてことは結構多いと思います。
それホント多い!
それで、今度は急いで飛び乗ったらガッツリ戻されるし・・・
ショートは勢いに乗らないと乗り遅れる、と考えると値動きに翻弄されるので難しいイメージがあります。
ただし、手法はそれぞれメリットやデメリットがあるので、ロングでも押し目買いが全てではないです。
なら、初心者はロングをやった方が良いの?
そういうわけではないですよ。
そのあたりの考え方を、次に書いてみました。
デイトレならロングのみ、ショートのみに絞っても良い
では初心者の方はどっちをやれば有利にトレードできるのか、まずはデイトレードについて説明していきます。
もちろん、ロングもショートも両方できた方が良いですし、それがFXの魅力ですよね。
ってことは、初心者はロングのみ?
いいえ、それは好きな方(得意な方)で良いです。
※あくまで、ショートが上級者向け・有利というのは一般論なので、好きな方(得意な方)でOKです。
また、取引する方向を絞ることで相場をシンプルに見ることもできます。
でも、両方できた方がカッコよくて効率良さそうなのに!
最終目標はそれでも良いですが、まずは片方で勝てるようにならないと両方も無理ですよ。
まぁそれもそうか・・・
なら片方で得意パターン見つけるよ!
正直、FXでは鉄板パターンが1つあれば勝っていけます。
それだけをやり続けることは、とても有効な戦略と言えます(FXにはロットがありますからね)。
参考ですが、私が鉄板パターンとしているデイトレード手法について、当ブログのオリジナル無料特典として公開しています。
興味がある方は下のリンクから読んでみてください!
デイトレは分かったけど、スイングトレードならどうなの?
スイングトレードの場合は大きなスパン(時間軸)でトレードするので、片方向だとトレードチャンスが少なくなりますね。
ならロングもショートも両方やらないとダメ?
私的には、それよりも監視通貨や取引時間軸を増やした方が良いかと思います。
ただし、これはトレード回数との兼ね合いもあるので、ご自身のトレード条件(トレードスタイル)に合った選択をすべきと思います。
以上、ロングとショートについて書いてきましたが、現時点で納得するトレード結果が出ていないという方はトレード方向を絞るということを一度検討してみても良いと思います。
得意パターンを1つ見つければ、かなりの自信が付くはずです!
まとめ
- ロングは値動きが遅く、ショートは早いという特徴がある
- デイトレでは、まずは片方(好き、得意な方)に絞って鉄板パターンを見つけるのが良い
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